2007年10月09日

背広の下のロックンロールで狼になれ!

拓郎は、最近、元気が無い(もちろん、歌の話しね)。

闘うための歌が僕は欲しかった。

桑田佳祐もいいんだけれど、ちょっと物足りない。

長渕剛は、元気が走りすぎている。

永ちゃんは、ロックじゃないし。

少し前の中島みゆきは「根暗」の歌が嫌いだった。

でも、今、闘う歌を唄えるのは中島みゆきしかいない。

「永遠の嘘をついてくれ」「宙船」と続いて、このアルバムでもシャウトしてくれている。

昔からの中島みゆきファンにはシャウトする中島みゆきは人気がないのかもしれないが(そんなことないか)、最近の中島みゆきはいいぞ!!


中島みゆきの「オールナイトニッポン」で育った世代の僕。

「金八先生」の「腐ったみかん」シリーズで流れた「世相」に涙した僕。


このアルバムでもし中島みゆきが終わったとしても、僕は永遠の嘘を突き通すだろう。

きっと「狼になりたい」と願い続けるだろう(そして、決して、それは叶わないだろう)。

(そうそう、今、思い出したがデビューしたての頃、中島みゆきは吉田拓郎のおっかけをしていたらしい。その吉田拓郎が中島みゆきの『ファイト!』を聞き、「もう、こんな曲を俺は書けない。だから、俺の曲を作ってくれ」と言って作られたのが「永遠の嘘をついてくれ」だ。拓郎が唄う「ファイト!」もいいぞ!
それに僕の思い過ごしだとは思うが、中島みゆきの歌の何曲かは、拓郎の歌へのアンサーソングだったり、彼の曲に影響を受けて(意識して)作った曲もあるんじゃないかな。例えば、今回のアルバムにある「Nobody Is Right」は拓郎の「イメージの歌」に出てくるようなフレーズでいっぱいだ。)


ちなみに、最近、すごく元気が無い僕が気に入ったこのアルバムの中の1曲は「背広の下のロックンロール」だ。


中島みゆきを聞いたなら、行け!冷たい風が吹きすさぶ都会の中を!

I Love You,答えてくれ




I Love You,答えてくれ

posted by ホーライ at 22:20| Comment(0) | TrackBack(0) | ポップス

2007年10月08日

おすすめの秋の名曲★中島みゆきの『I Love You,答えてくれ 』

このアルバムにはMBS/TBS系全国ネット「世界ウルルン滞在記〜ルネサンス〜」主題歌「一期一会」、エンディングテーマ「昔から雨が降ってくる」、TOKIO提供曲「本日、未熟者」を含む全11曲収録が収録されている。

流行や時代性に左右される事のない普遍性のある、自然体の中から溢れ出てくる人間の根本をロックという表現で、ソリッドかつストレートに表現した作品に仕上がっている。

全体的にロック調だが真ん中ぐらいにまるで中休みのようにアイス・フィッシュという宮崎アニメの主題歌にも使えそうな美しい曲もある。


ここ数年「闘う中島みゆき」というイメージがあるが、このアルバムでは、さらにそういう姿勢を色濃く前面に出している。

例えば「Nobody Is Right」。

「争う人は正しさを説く、正しさゆえの争いを説く。その正しさは気分がいいか、正しさの勝利が気分いいんじゃないかな」は、はっとさせられる。


極めつけはやはりラストの「I Love You,答えてくれ」だろう。

中島みゆきの直接的なメッセージがガンガン伝わってくる。


中島みゆきを聞いたなら、行け!冷たい風が吹きすさぶ都会の中を!

I Love You,答えてくれ




I Love You,答えてくれ



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2007年10月07日

おすすめクラシック音楽★人間の感情の根源にせまる音楽、ゲルギエフの「春の祭典」

クラシック音楽では(他の分野の音楽でもそうだが、特にクラシック音楽では)、初演が不評だった、という曲が多い。

特に20世紀のクラシック音楽では伝説的に「不評」だったのが、このストラビンスキーの『春の祭典』だ。

なにしろ、演奏中から、観客が騒動を起こし、野次や怒号が飛び始めたというのだから凄い。(それだけ、人間を揺さぶる曲なのだ。いいにしろ、悪いにしろ。)

しかし、2回目からは「絶賛」された。

前衛的な音楽を好んでいたパリの人たちにとってさえ、この曲は前衛的だった。


今でも、この曲を聴くと、もはやこれ以上、人間の感情の根っこをわしづかみにする曲は現れないのではないかと思う。

だから、この手の曲を聴くときは「カラヤン」では物足りない。

もっと、ワイルドに、野蛮に演奏してもらいたい。


その点、ここで紹介しているゲルギエフの「春の祭典」はワイルドで野蛮だ。

来日公演で語り草となったゲルギエフの「春の祭典」が録音されたものだ。

ロシアの原始的なパワーが全開となった凄い演奏。

スクリャービンの「法悦の詩」では陶酔的な演奏を展開。


心の準備をしてから聞いたほうがいい。

さもないと、音楽に撃たれてしまう。


ストラヴィンスキー:春の祭典|スクリャービン:法悦の詩




ストラヴィンスキー:バレエ《春の祭典》/スクリャービン:交響曲第4番 作品54《法悦の詩》




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2007年09月02日

秋におすすめの名曲★VOCALIST3/徳永英明

昨年、一昨年と発売した【VOCALIST】【VOCALIST2】が、合わせて80万枚を超える大ヒットを記録したシリーズの第3弾。

こういうカバーアルバムは2つの特徴がある。

まず、既にヒットした経験のある曲なので、再度、ヒットするだろうという予想がされやすい。
そして、原歌(原歌手)との比較による面白さだ。

このシリーズは、上記の2つの点をいかんなく満たしていて、かつ、特に僕のような世代には受け入れやすい選曲になっているのが嬉しい。

また、徳永英明はあくまでも徳永英明なので、その持ち味も味わえるということで、楽しめる。

女性の曲だけを歌う、男性歌手のアルバムという点でも面白い。

ビートルズの曲はビートルズが演奏した曲以外、有り得ない!と思わない僕は、こういうアルバムが大好きで、へー、この人が歌うとこんな感じになるんだ、と感心しながら聴いている。

過去、この手の曲で最も驚いたのは椎名林檎の「木綿のハンカチーフ」だ。(『唄ひ手冥利~其の壱~』より )


徳永英明/VOCALIST3≪通常盤≫




椎名林檎/唄ひ手冥利〜其ノ壱〜





VOCALIST3




唄ひ手冥利~其の壱~

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2007年08月26日

秋におすすめのバラード★綾戸智絵/Ballads

綾戸智絵デビュー10周年キャンペーン第一弾!

カタログの中から、選りすぐりのバラードを中心に選曲し、さらに日興amのTVCFで使用されている「Tennessee_waltz 日興CFバージョン」をボーナストラックとして収録されている。

「アメイジング・グレイス」や「ユア・ソング」、「コンドルは飛んでいく」、「テネシー・ワルツ」と、綾戸智絵ファンでなくても聴きたくなる曲目が選ばれている。

綾戸智絵のパワフルでハスキーな歌声。

いつものように元気を貰うことができる。

音楽は生きるための「パワー」だ。


(1)アメイジング・グレイス(素晴らしき恵み)
(2)ア・ナチュラル・ウーマン(素顔の私)
(3)ユア・ソング(僕の歌は君の歌)
(4)エル・コンドル・パサ(イフ・アイ・クッド)(コンドルは飛んでいく)
(5)ア・タイム・フォー・ラヴ(恋する季節)
(6)エヴリシング・マスト・チェンジ
(7)ザ・ウェイ・ウィ・アー(追憶)
(8)ザ・ローズ
(9)ラヴ
(10)ワンダフル・トゥナイト(素敵な夜)
(11)ザ・ファースト・タイム・エヴァー・アイ・ソウ・ユア・フェイス
(12)マイ・ファニー・ヴァレンタイン
(13)ザ・リヴァー・オブ・ノー・リターン(帰らざる河)
(14)マイ・ウェイ
(15)テネシー・ワルツ(日興アセットマネジメントCFヴァージョン) ※〈特殊紙パッケージ仕様〉


綾戸智絵/Ballads




綾戸智絵/Ballads

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2007年08月12日

魂を揺さぶる音楽『キスして抱きしめて』【秋におすすめの音楽】

キスしてから抱きしめる?

それとも

抱きしめてからキスする?


まぁ、そんなことは個人の趣味なので、どちらでもご自由に。


このMISIAの『キスして抱きしめて』を真夜中にボリュームを上げて聴いたときは、鳥肌が立ったぞ。


たまらない。


魂を揺さぶる音楽、人生を潤わせる歌だ。


恋したことがある人なら、切なくなるぜ。


MISIA Love&Ballads The Best Ballade Collection




MISIA LOVE&BALLADS-The Best Ballade Collection-




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2007年08月04日

『ベニスに死す』マーラー:交響曲第5番

小澤征爾 (指揮), ボストン交響楽団 (演奏)


出だしは、いきなりトランペットのソロ。それも葬送行進曲だ。

小澤=ボストン交響楽団では、この出だしから、熱気が最高潮に達している。

第4楽章は叙情的で、どこか退廃的な楽章で、ヴィスコンティ監督の映画『ベニスに死す』に用いられて注目された。

そもそも、原作者トーマス・マンは主人公をマーラーとして想定したというが、映画でも音楽家として登場させている。


マーラーは指揮者としてまず名声を得るが、作曲家としては、長く低迷していた。

しかし、彼は「やがて、私の時代が来る」と強がりを言ったりもしていたらしい(いかにも『芸術家』だ)。

20世紀の後半になって、マーラーブームが来たので、彼の予言も当たっていたわけだ。


マーラーの曲は、どれも明るさの中に暗さがあり、いつも「死」を感じさせずにはいられない。

彼の人生や思想には、きっとつねに「死」があったかもしれない。

同時に、「力強さ」もある。


明るさの中に暗さや死があるけれど、パワフル、という夏にはうってつけの曲だ。

小澤=ボストン交響楽団は、この手の大曲をやったら右に出るものはいない。


このマーラーの交響曲第5番でも、その能力をいかんなく発揮している。


8月のヒロシマやナガサキ、アメリカ、ニホンを思いながらこの名曲、名演奏を聴いてみよう。


そこには、人間の愚かさが垣間見られる。

しかし、同時に、諦めてはいけない、というメッセージも含まれている。



マーラー:交響曲第5番




マーラー:交響曲第5番






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2007年08月02日

チャイコフスキー:3大バレエ組曲

★☆★ もし、抜粋ではなく、あるいは下のアルバムを聴いて、それぞれのバレエ組曲の全曲を聴きたいと思ったら、次の3枚がおすすめです。

★チャイコフスキー:バレエ音楽「くるみ割り人形」(全曲)

プレヴィン(指揮), ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団


チャイコフスキー:バレエ音楽「くるみ割り人形」(全曲)




チャイコフスキー:バレエ音楽「くるみ割り人形」(全曲)






★チャイコフスキー:バレエ「白鳥の湖」全曲

デュトワ(指揮), モントリオール交響楽団


デュトワ/チャイコフスキー:バレエ「白鳥の湖」全曲




チャイコフスキー:バレエ「白鳥の湖」全曲





★チャイコフスキー / バレエ 「眠りの森の美女」作品66 : 全曲

アンセルメ(指揮), スイス・ロマンド管弦楽団


チャイコフスキー:バレエ「眠りの森の美女」全曲《エルネスト・アンセルメの芸術第2期》




チャイコフスキー / バレエ 「眠りの森の美女」作品66 : 全曲

posted by ホーライ at 23:22| Comment(0) | TrackBack(0) | クラシック

「眠りの白鳥の人形」で一家団欒 チャイコフスキー:3大バレエ組曲

カラヤン(指揮), ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

バレエ組曲≪眠りの森の美女≫

バレエ組曲≪白鳥の湖≫

バレエ組曲≪くるみ割り人形≫


どの曲を聴いても、チャイコフスキーなのだ。

彼の才能がいかんなく発揮しているのが、3大バレエ組曲。

クラシック初心者でも飽きないと思う。

組曲のひとつひとつが、短く、また、それぞれの特徴が違うためい、平坦でない。


聴いていて楽しいクラシック音楽になっている。


このアルバムはその3大バレエ曲を抜粋したものだが、もちろん、チャイコフスキーの魅力は十分伝わってくる。


演奏も、カラヤン指揮のベルリンフィルなので、安心して聴くことができる。

できたら、ボリュームは大き目がいい。(近所の迷惑にならないようにね。)

かっこいいぞ!


あ!! 親子で楽しむ曲としては、イチオシです。

子どもにおすすめクラシック入門曲の第1位でしょう。


チャイコフスキー:3大バレエ組曲




チャイコフスキー:3大バレエ

posted by ホーライ at 23:21| Comment(0) | TrackBack(0) | クラシック

18世紀の大ヒットポップス。バッハ:ブランデンブルグ協奏曲

バロック音楽を得意とするパイヤールが、手兵のパイヤール室内管とともにブランデンブルク協奏曲のエレガントな演奏を披露している。


数ある(ホントに星の数ほどある)ブランデンブルグ協奏曲の中で、群を抜いた伸びやかさがこのパイヤール室内管弦楽団の演奏には在る。

2番のアンドレのトランペットの輝かしさをはじめとして、いわゆるバロック音楽ブーム真っ盛りのころを髣髴とさせる内容になっている。

4番もフルートによるものであるが、3楽章のフーガをこれほど美しいレガート的な演奏で行っているものはないと思う。


トランペットの艶やかな高音域、弦楽器の自由闊達な響き、ことにジャン=ピエール・ランパルのフルートには、どこかしら郷愁へと誘う美しさが存在する。

録音は残響が豊かで、教会の中でバッハの協奏曲を聴いている感じが強い(実際、録音自体が教会でおこなわれている)。


出勤前のひとときを(あるいは満員電車の中のひとときを)、18世紀の大流行作曲家バッハのポップスで軽快に過ごす、これまた浮世を忘れた贅沢な時間の過ごし方をしてみよう。


バッハ:ブランデンブルグ協奏曲第2・3・4・5番《ザ・クラシック1000(38)》




バッハ:ブランデンブルグ協奏曲




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